怠惰撲滅ブログ

怠惰な筆者が勤勉になるまで

行動の有無を分かつもの。取り掛かりへの早さ遅さを分かつもの。

行動の有無について

 

人間の行動は

 

「やるかやらないか」

 

に分けられる。

やれば当然、やったことに対して結果が得られる。

やらなければ当然、やらなかったことに対して結果が得られる。

 

当然、行動の有無に対して結果は変わる。

 

例えばナンパをする際、

声をかけるか

声をかけないか

の2択の選択肢が出る。

(ほぼナンパ経験もないのに例えに出して申し訳ない) 

 

声をかければ、得られるものは多い。

 

一つは自分側の情報。

・声がちゃんと出るかどうか

・声が震えていないかどうか

・話題が自然と出てくるか

・緊張しているかしていないか

・変な癖が発動していないか

・見知らぬ人に対して話しかけた時の自分の心情 

 

もう一つは相手側の情報。

・表情は明るいか、暗いか

・声をかけられて嬉しそうか、不信そうか

・目を合わせてくれるか、くれないか

・今何をしているか、これから何をしようとしていたのか

・緊張気味か、自信ありげか

・見知らぬ人に話しかけられた時の女性の反応

 

声をかけただけで、これだけの情報が得られる。

 

 逆に声をかけなかった場合はどうだろうか。

 

得られるものは自分側の情報のみである。

・どうして自分は声をかけられなかったのか

・どんな声のかけ方なら、できそうだったか

・目を合わせることはできた

 

声をかけなくても、切り口次第で情報は集まる。

 

しかしながら、想像が実体験に勝ることはない。

なぜなら想像は実体験を補えないからである。

 

よって声掛けできたときの方が、得られるものが多いだろう。

 

別にナンパの声掛けに限ったことではなくて、行動の有無には雲泥の差が表れる

 

 

 

取り掛かりの早さ遅さについて

 

行動への取り掛かる際に

 

「早さ」

 

という尺度がある。

 

 

早ければ当然、早かったなりの結果が得られる。

遅ければ当然、遅かったなりの結果が得られる。

 

当然、行動の早さによって結果は変わる。

 

例えば、1週間後の締め切り付きレポートがあるとき、

今やるか

後回しにするか

の二択の選択肢が出る。

 

今やれば、後々楽になるのが目に見えている。

・終わったから、気が楽になった

・今週はやりたいことも気兼ねなくやれる

・早く終わったから、+αでレポートのクオリティが上げられる

・次の課題への対策が立てられる

 

後回しにすれば、憑き物が取れない感覚と共に苦しい時間が長引くだけになる。

・終わってないから、気分が晴れない

・今週は課題が終わるまで、やりたいことをやる際に、後ろめたさがある

・終わっていないからクオリティの向上にも注力できない

・目の前の課題のせいで、次の課題が見えない

・終わらない可能性が出てくる

 

この例だと、早くやった方が良い結果をもたらすのは明白だ。

後回し思考よりも、今やる思考のほうが健全で、生産的だ。

 

取り掛かりが早ければ早いほど、作業のクオリティの向上や、作業の回転効率の上昇などの様々なメリットを傍受できる。

逆に取り掛かりが遅いと作業のクオリティが落ちる場合や、下手すると行動せずに終わる可能性がある。さらにはどんどん作業が滞ることもある。

 

 作業時間が明確に決まっていれば、取り掛かりの早さは問題ではなくなるが、世の中にある大抵のタスクはかかる時間が不明である。

タスク内容の全貌を把握できていない場合ほど、後回しはリスクが大きくなる

 

 

 

 

 

行動をするかしないか。行動を今するか後回しにするか。

なぜこのような選択肢が生まれるのか?

さっきまでの話をざっくり要約すると、

 

・行動はしたほうが良い

・行動するなら、すぐに取り掛かった方が良い

 

という話をした。

 

しかし、人は行動しないときもあるし、重要タスクをいつまで経ってもやらない場合がある。

 

なぜこの差は生まれるのだろうか?

 

正直なところ、一概に

「これだ!!」

と言える理由は見つからない。

 

複雑なのである。

 

だが一つ言えることは、間違いなく、行動の有無、取り掛かりの早さ、が人間の個体差を生み出している。

 

才能とかセンスとか、そんなものは行動と取り掛かりの早さにかかる倍率でしかない。

 

 

 

どうすれば行動をしない人遅い人を、行動をする人早い人に変えることができるのか。

 

ヒントは習慣にあるように思う。

 

 

 

 

朝ついつい二度寝してしまう人は、行動に対する意欲が減る。

そして二度寝一回に付き、何か他の行動をする確率が5%減る。

 

深夜に「まぁいっか」という気持ちでお菓子を食べた人は、その「まぁいっか」一回に付き、行動への取り掛かりの速さが10%減る。

 

ネタがないけど頑張ってブログを書いた人は、行動をする確率が10%増える。

 

という具合に、

一つ一つの習慣が、その人の行動確率に影響を及ぼしている可能性がある。

 

いろんな習慣や気の緩みが倍率になって、行動と行動の早さにかかっていると考えられる。

 

もしかしたら、あの時我慢できずに深夜にお菓子を食べたことが、今日課題をさぼった原因と繋がっているのかもしれない。

 

あの時歯磨きをサボったことが、その後の人生を大きく変えてしまうかもしれない。

 

 

そんな風に考えると、人生って、何一つ適当で良いものなんてないね。

 

 

終わり

(手入力:所要時間130分)