何か適当に生きてたら人生ヤバイ感じになっていた件
「あー、なんかやる気でないわー」
「もう少しだけ寝ようかなー」
「レポート終わってないけど、明日の朝やれば大丈夫っしょー」
「テスト勉強は前夜にやればいいか」
「ソシャゲのイベントがあるから仕方ない」
思えば中学の頃から怠惰の兆候はあった。
それが高校、大学と進級進学するにつれて、顕著になっていった。
やるべきことを放っておいて一日中ゲーム、就活で第一希望企業の最終面接前日にアニメを見るという現実逃避(当然落ちた)、大学のレポート締め切り日の朝に友達に泣きつく、テスト勉強しないで単位を落とす、etc....
設定された期限を破るのは当たり前。
重要なイベントの前日に下準備をしないのが当たり前。
今客観的に振り返ってみると、酷い有様だ。
それでも当時の俺は言い訳をして、怠惰な自分をしょうがないとすら思っていた。
それどころか、アホ程ポジティブだった。
いつも酷い状況に落ち込んでも、
「生きてるだけマシだろ」
なんて言葉を自分に言い聞かせると、不思議と元気が出た。
第一志望の企業の面接に落ちても、重要な単位を落としても、10万円の支援金を受け取り損ねても、奨学金返済が600万円もあるのに就職先が派遣会社でも、その言葉の前では全て些細なことだった。
がしかし、最近はそんな呑気な事も言ってられなくなった。
なぜなら今の自分を客観的に言い表してみると、
「突出したスキルのない23歳男性、借金600万円(奨学金含む)の、派遣社員。」
という、
ド底辺やんけwwww
と言いたくなるようなプロフィールだからだ。
流石に危機感が湧く。
正直別に何とかなる気もするけど、流石にこのままじゃ将来豊かな生活は出来ないだろう(正直、この何とかなるだろう思考がよろしくない)。
派遣という雇用形態上、給料は低い。昇給にも期待できない。
いよいよ本気で生きてこなかったツケが回ってきたようだ。
適当に流されながら生きてきた代償は大きい。
成功者は語る。
「何か目の前の事一生懸命やってたら人生ええ感じになってたわ」と。
俺は語る。
「何か適当に生きてたら人生ヤバイ感じになってたわ」と。
うん。
もっと本気で生きよう。