怠惰撲滅ブログ

怠惰な筆者が勤勉になるまで

一人暮らし楽しいけど、最初は準備に時間がかかるよね、って感じ記事。

ついに待ち望んでいた一人暮らしが始まった。

ここ3日間、引っ越しの荷物の整理や、最低限必要な物の調達、周囲の探索だけでテンションが爆上がり中である。

まるで水を得た魚のようだ。

 

「これどうやるんだ!!」

という、未知との遭遇が日夜絶えないためか、ただの作業だけで一日が終わったとしても充実感が残っている。本当、ただの作業なのに。

 

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「炊飯器ここがいいかなぁ」「メタルラックを玄関のここに置くのはありか?」「お玉とフライ返しはここら辺に設置したいんだけど、どうしよう」「流し台周りの空中スペースを有効活用したい」「冷蔵庫の上のスペースは何を置くのがベストだろう」「ローテーブルじゃなくて高いタイプのテーブルが欲しいなぁ」「カラーボックスがあったほうが便利か」「ベッド買おうかな」「パソコンの作業が捗る配置はどこだ」「風呂上がりにすぐ掃除するべきか、朝に掃除するべきか」「風呂を組む時間は9分が良いな」「シャンプー何にしよう」「この辺のスペースに物干し竿か何かを設置したい」「流し台をきれいに保つ方法はないかな」「顔を拭いた後のタオルの匂いが一回の洗濯でとれない」「服を収納する専用のケースを買うか否か」「フローリングのままだと固いからカーペットでも敷こうか」「流し台の生ごみってどうするんだ?」「風呂場の排水洪ってどうやって掃除するんだろう?」「炊いた後のご飯はタッパーに移したほうがいいのか?」「鍵とか貴重品を置く場所はどうしよう」「ホチキスの針は分別して不燃ごみに出さないといけないのか・・・」「姿見欲しいけど近くに売ってる店ないな」「浴室乾燥機って電気代いくらかかるんだ?」「炊飯器で1回に3合炊けば一日の食事は間に合うな」「キッチンタイマーを風呂場、冷蔵庫、リビング、玄関、テーブルに置くとっデータ収集が捗る」「市役所、郵便局、病院、歯科、コンビニ、スーパー、最寄り駅、ジム、はどこにあるんだ」「自転車を買おう」「分別が多くて袋が増えるから置き場に困る」「野菜とか米を注文して自宅に届けてくるサービスはあるのか?」「牛乳は週何日飲もう」「家計簿の付け方ってどうやるんだ」「ここに何年も腰を据えるか、1年後にはここをでるか」「ここから職場までチャリンコで20分か」「まとめ買いは3日分くらいに留めておくのが無難か」・・・・・

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と、くだらないことから、必要なことまでを調べ、ご飯を買いに行き、ツイッターを眺め、ぼーっと考え事をしていると、一日が終わる。

そんな3日間だった。

「楽しいから良いかな」と思う中「ただ作業してるだけで一日が終わるのは勿体ないだろ・・・」

という気持ちも湧いてくる。

8:2ぐらいの割合で。

 

(しかし、ダラダラとツイッターを眺めてしまうのは時間の無駄だなぁと思う。)

 

しかし最初は何だって時間がかかる。

新生活にもこれから徐々に慣れていき、新鮮味が薄れ始めてきたところからが本番である。

きっとその頃にはもう、生きる為に必要な時間配分(食料調達、清潔保持、運動など)も最低限必要なレベルに落ち着いているだろう。

暮らしの時間が最適化された時、余った時間を何に配分するのかを考えておかないと、ツイッターを眺めて終わり、なんてことに成りかねない。

 

せっかく新しい環境を手に入れたのだから、仕事の時間も含めて、将来なりたい自分になるための時間配分をしていきたい。

 

 

 

独立宣言をした当時を振り返る

 

思えば一人暮らしをすることが決まったのは、かなり急な出来事だった。

きっかけは些細な事から始まった。

昨年の11月に声をかけてきたエンジニア派遣会社に入社することになったのが始まりだった。

当時俺は、就職せずにどうやって食っていこうと、適当に考えていた最中だった。

その時の心情を書いた記事↓

吾輩は就活生である。内定はまだない。 - 怠惰撲滅ブログ

 

(とりあえずなんでもいいから独立したい!就職したくない!っていう記事)

 

 

当然声をかけられたときは、

「いや、俺就職しないで何とか食っていくんで・・・」

と断り気味で対応したが、当時何かで食っていける目途も立っていなかったため、とりあえずで話だけ聞いてみることにした。

 

 

 

「一応新卒の切符余ってるしな、とりあえず使っておくか」「一人暮らししてみたいな」「週休二日あるなら全然その時間だけで自分のやりたいことができるやん?」

「東京に出たら、ネットで知り合った人とも簡単に会えるようになるな」「地方を出る良いきっかけやん」「就職したら社会について知れるのだろうか」

 

人事の話を聞き、意外に悪くないなと思った時点で、決まったようなものだった。

正直、「自分の中でそれっぽい理由を並べて行動を正当化している感」があって、就職せずに独立を目指すという志から逃げたような気がして嫌でもあったが、やってみたくもあった。

 

そして俺は

「将来エンジニアとして独立するのも悪くないかもしれないな」

と、呑気なことを考えながら内定承諾書にハンコを押した。

 

平日は派遣のエンジニアとして働いて技術を身に着け、休日は何か自分の趣味的なものに時間を割き、副業化を目指す。

 

「無難な選択やん」

帰路に付く頃には、納得感で溢れていた。

 

心の底から納得していたのか、自分を納得させていたのかのは、今の俺にも分からない。

 

しかしそんな当時の俺の行動が、こうして一人暮らしをするに至らせている。

今のところ後悔はない。

 

むしろワクワクしている。

入社後に派遣される場所はもう決まっているし、もしかしたら自分の将来の独立にかかわる仕事になるかもしれない。

どんな生活になるんだろうか。

 

将来的に辞めて独立したいからこそ、期間を決めてその間はしっかりと取り組みたい。

 

 

(終わり:手入力120分)