怠惰撲滅ブログ

怠惰な筆者が勤勉になるまで

葛藤

新卒入社で働き始めて早3週間。

仕事の目的や業務の流れを少しずつ掴み始め、ようやく仕事らしいことにも着手するようになってきた。

新居に引っ越してからも丁度1カ月が経過し、新生活も落ち着き始めている。

 

自宅のデスクから職場のデスクまでは20分。

少し時間はかかるが、申し分ない通勤時間だ。

通勤は私服でOKなので楽ちん。自転車通勤なのでストレスもほぼなし。

職場の先輩はとてもいい人で、分からない所も聞けば事細かくを教えてくれる。

お昼ご飯は先輩と談笑しながら食堂で食べる。

飲みの席では気持ちの悪い上下関係の気遣いもなく、部下が上司に物申す雰囲気。

 

なんか普通にええ感じやん。

気が付けば

社畜になりたくねぇ!!」

「独立してぇ!!」

と喚いていた昔の自分が、いかに会社勤めに過剰な拒否反応をしていたのかが分かる。

 

がしかし、嫌な予感も的中していた。

当時の大学生だった俺が、就職したくないと言っていた理由の一つに

「就職したら、そのままずるずる会社にしがみ付いて生きそう」

というものがあった。

 

まさに今の自分がその状態に当てはまりそうなのである。

 

これから仕事の量も増えていき、

「残業代出るならまぁええか」

という具合に残業する場面も出てくる可能性がある。

すると家での自分の時間も減り、生き方が会社勤め寄りになっていく。

そして働いている内にどんどん会社を断ち切れなくなっていく。

「まだいいか」と言ってタイミングを後送りにし、気が付いたら派遣社員で30歳のただのおっさんになっている、

 

なんて未来が容易に想像できる。

 

そんなのは嫌だ。

 

何やかんやで俺は独立したい。

自分で直接お金を稼ぎたい。

給料という毎月決まったお金が振り込まれる形態じゃなく、毎月不安定ながらも自分が価値提供した分だけお金を払ってもらえるような仕事をしたい。

 

会社に仕事を任されて、

「よっしゃ、早く一人前になって仕事を沢山こなせるようになるぞ!」

なんて悠長なことを言っている場合じゃない。

 

定時にすぐ帰れる今が一番のチャンスなのかもしれない。

 

 

なっすよ・・・

お金を稼ぐのだ・・・

何でもいいから給料以外でお金を生み出すのだ・・・

商品を作るのだ・・・

そしてそれを売るのだ・・・

お前に残された道はそれしかない・・・

 

「こいつ本当、いつになったらお金稼ぎ始めるんだ??」

と自分でも呆れてしまう状態である。

 

もうやりたいことを探している場合じゃない。

無心で何かを作って売る。

好き嫌いとか介さずに、作って売る。

そんな行動が必要なのかもしれない。

というか必要だ。

 

無心で行動するべき時期が訪れている。

 

 

終わり

(所要時間89分)