怠惰撲滅ブログ

怠惰な筆者が勤勉になるまで

ただ人と会う人間、会ったらセールスをする人間。

メモ日記。

 

最近はよくいろんな人と会う。

 

主に、人材紹介で生計を立てている人間だったり、MLMをやっている人間だったり、投資商品の営業をやっている人間だったり、いわゆる会社勤め以外の形態で稼いでいる人間と会う事が多い。

いわゆるサラリーマンではなく、ビジネスマンという人種だ。

 

会ったビジネスマン全員に共通しているのは、人に会うという行為を、会うだけに留まらせない点である。

皆、自分の商材や、紹介先を持っており、売り込みや勧誘、人材紹介に繋げようとしている。

 

今までの自分は会うという行為に対して、「交流または情報を共有する機会」という程度の認識しかなかった。

具体的に言えば、「友達になるため」「情報交換のため」「面白そうだから」

という認識だった。

 

だが自分の商品を持っている人間にとって、会うという行為の中には、

「セールス」が含まれている。

ここが自分と、ビジネスマン達との明確な違いだった。

 

 

会って会話して、情報を交換するだけの人間。

会って会話をして相手に商品を提案、売り込みする人間。

 

前者の人間は人と会ってもお金が動くことはない。

後者の人間は人と会うと、何かしらのお金の動きが生じる。

 

この違いを一言で言うならば、

”資本を動かしているかどうか”

の違いである。

 

資本を動かすことができるかどうか = 自分でビジネスをできるかどうか

 

とも言える。

 

この資本を動かすという部分に特化した仕事のことを、営業という。

 

自分が売る人間になるか、売られる人間になるかは、この意識の違いで決まる。

人生の早い段階で両方を経験しないと、一生売られる側の人間で終わってしまうのかなぁ、なんて思う。

 

売れる商品を持っていなくても、

「俺の商品を売ってくれる人間が欲しい!」

という人は世の中に沢山いるので、そういう人の商品を代わりに売ってあげて、報酬を貰うという方法でも良いだろう。

 

独立するには自分で売れる商品やサービスを作らないと駄目だ!

なんて考えていたけども、売るという部分を請け負ってその報酬で食っていくという手段もありだな。

 

最近聞いた話で、営業力を極めてから自分の商品を作って売り始める人間もいるらしい。

でも確かに、どんなに良いものを作れたとしても、売ることができなければ存在していないのと同義なので、売るという行為そのものに価値があるのも納得できる。

 

間違いなく言えるのは、一度売る側の人間にならないと、世の中のありとあらゆるサービスや商品を、盲目的に買うだけの人間になってしまうという事。

売る人間の思惑と言うのを知っておかないと、一生カモにされ続けるだろう。

 

世の中には売る側と売られる側の人間がいる。

勿論、極端にセールスを跳ねのける必要はないが、セールスをされた時に考慮できる切り口は多いに越したことはない。

 

買うなら、買う理由を明確に。

自分が相手に教育をされて買ったという自覚を持つこと。

 

買わないなら、買わない理由を明確に。

自分が相手のどういう所に納得がいかず買わなかったのか、自分だったらどういう風に売り込むのか意識すること。

 

ただ買って終わりじゃない。

ただ断って終わりじゃない。

 

お金が動くタイミングに何を考えるかが、人生を豊かにするか、貧しくするかを分けるのではないだろうか。

 

わっしょい。