怠惰撲滅ブログ

怠惰な筆者が勤勉になるまで

本気を出す為に必要なのは知識?そもそも本気を出す必要はあるの?

自分の達成したい目標に向かって、本気で取り組む自分になりたい、と普段よく考える。

ふとした瞬間にYoutubeを見たり、漫画を読んだりしてしまう自分に違和感をを覚えるからだ。

恐らくこの違和感の正体は、「自分の達成したい目標に関係のない時間を過ごしていること」だと思う。

「目標があるのに、そんな事やってていいの?」

という自問がいつも自分を責め、その度に

「もっと本気になりたい」

「何故自分はこんなに甘いんだ」

「このままじゃ駄目だ」

という自責に苛まれ、自分の行動に違和感が生まれる。

しかし、この違和感も数日すれば薄れ、また同じ事を繰り返してしまう。

変われない自分のまま時間だけが過ぎていく。何故だ。

 

 

思うに人が本気になれない理由というのは、覚悟だとか、根性だとか、気合だとか、マインドだとかそういうものが足りないからじゃなく、本気になる為の知識が足りないからなのでは?と思う。

 

知識というのは、本気になるための自分のスイッチを押す方法だったり、そもそも自分の本気というものが存在するのか理解していることだったり、本気になることに再現性を持たせるかどうか見切りを付けることだったり、を指す。

 

そういった知識が足りないせいで、本気になれない状態に至るのかなぁと考えた。

しかしそんなことを一人でもんもんと考えていても仕方がない。

 

という訳で、「本気になる為に」というワードで検索し、上位20ページぐらいに目を通して、本気を出すために何が必要なのかを調べてみた。

色々な主張の記事があり、抽象的でよく分からないものから、具体的で明確なものまでさまざまであった。

まずはメモしたものを列挙する。

 

・本気さやモチベーションは行動の原因ではない

長時間労働や疲労感があるからと言って本気とは言えない

・そもそも行動の有無に本気かどうかは関係ない

・本気じゃないと感じるのは目標が高すぎるから

・大切なのは行動を続ける工夫

・目標設定の際に、成果目標よりも行動目標を大事にする

・自分が本気だと思える基準の行動目標を立てる

・危機感を持つ

・本気を出して得られる結果をイメージする

・思考だけじゃなく、心も本気にさせる

・自分の目標を書き出して見える化、言葉に出して自己確認

・意識だけ変えるのは無意味(すぐ忘れちゃうので)

・環境を変える

・必要な時間配分以外は切り捨てる

・本気を出そうと思っている限り、本気は出せない

・自分で自分にちょっと高い厳しい目標を課す

・やる気が出る方法ではなく、思わずやる気がでちゃう方法を考えないといけない

・やる気を出さなきゃ死ぬ環境を作ると本気になれる

・無心になる

 

 

抽象的なものが多いが、中でも参考になった物は、

・本気さやモチベーションは行動の原因ではない

・目標設定の際に、成果目標よりも行動目標を大事にする

・本気を出そうと思っている限り、本気は出せない

・自分で自分にちょっと高い厳しい目標を課す

・大切なのは行動を続ける工夫

辺りだ。

 

人はどうやら、結果を見てから

「自分は本気じゃなかったんだな・・・」

「自分は本気だったんだ!」

と後付けする傾向が強いようだ。

しかし本気だったかどうかは結果とは関係なく、運も絡んでるため、

結果が出ていない=本気度が足りない

と考えるのは短絡的なようだ。

寧ろ、本気だったかどうかはどうでもよくて、ちゃんと目標に向けて行動を継続できたかどうかが重要らしい。

だから、目標を達成するためには「本気の出し方」を考えるのではなく、「行動を継続するための方法」を考えるのが正しいようだ。

 

「本気をどうやったら出せるのか」

ということを考えるのが、いかに的外れな考え方であったか、思い知る良い機会となった。

本気を出したか、本気だったかなんて、あとで会話で出てくるおまけみたいなもの。

普通は気にしなくてよい問題のようだ。

 

 

行動を継続する為に大事なこととして、成果目標ではなく行動目標を立てるべきである、という主張がとても印象に残っている。

成果目標は、ベストを尽くしても達成できるかどうかは分からないが、

行動目標は、設定した分行動をすれば達成できる目標である。

 

行動目標を達成する上で重要なのが、行動を継続するための工夫。

行動を維持する為には、分かりやすく、確実な変化が伴うようにすると良い。

例えば、行動の記録を可視化したり、行動をブログやSNSで宣言、アウトプットすることで反応を狙う等をし、ポジティブな変化を実感することなどが挙げられる。

 

そうすることで継続を促し、それによって行動目標を達成できたときに、「ベストを尽くすことができた」という実感を得ることができる。

そこで得られた「本気になれた実感」というのが、この「本気を出せていない感」を解消してくれるのではないだろうか。

 

終わり