怠惰撲滅ブログ

怠惰な筆者が勤勉になるまで

他者の影響で引き出されたやる気は、長続きしない。

他者からの啓発は一時的なやる気を引き出す。

 

普段だらだらと生活していても、やる気が溢れる瞬間というものがある。

 

他者に啓発された瞬間、である。

 

これを読んでいる人の中にも経験があるのではないだろうか。

 

アドバイスを貰って、猛烈にやる気が湧いた経験。

応援された瞬間だけ力が入る経験。

セミナーに参加して意識が高くなるも、翌週にはすっかり元通りになった経験。

 

俺は思い当たることがあり過ぎる。(だから今回この記事を書いた)

 

 

一見、

「やる気を出す引き金になるからええやん」

と思うかもしれないが、このケースで一時的にやる気が出ても、基本長続きしない。

何故なら、やる気を引き出されているだけだからだ。

(直接的に他者がやる気を引き出していない場合でも、その場の空気や雰囲気にやる気を引き出される場合もある。)

 

何故他者に引き出されているときのやる気が、長続きしないのか。

理由は簡単。

自分で引き出していないからだ。

 

 

 

自分で引き出していないやる気は、長続きしない。

 

他者から引き出してもらっているやる気が長続きするケースもある。

その他者が継続的に引き出し続けてくれるケースである。

 

あたかも自分で継続的にやる気を出しているように見える場合でも、裏で誰かが継続的に引き出し続けてくれている、という場合もある。

定期コンサル、メールマガジン、塾の先生、研究室の教授、親、仕事仲間などなど。

バラバラだが、継続的に何かを教えてくれる、又はアドバイスをくれるものは基本的に継続的にやる気を引き出してくれる仕組みだと思った方がよい。

 

この継続的なやる気を引き出す仕組みは、他にもある。

意図的に誰かにお願いする以外にも、立場がやらざる終えない状況に立たせてくれたり、雰囲気や空間が自然と動けるようにしてくれる時がある。

 

例えば結婚して子供が生まれれば親という立場になり、お金を稼ぐことに関してはやる気がでる(というかやらざる終えない)。

 

家ではダラダラとゲームをしてしまう場合でも、図書館に行けば周りが勉強しているから自分も勉強してしまう(勉強一本に集中しやすくなる)。

 

などなど。

つまり、立場や、物理的な場、の影響を受け続けられる状況が、やる気を継続させるためには一番手っ取り早いのである。

 

が逆に、自分でやる気を引き出せない人は、場の力を借りないといつまでも、行動しない(やる気がでない)。

 

 

他者から引き出されているやる気を、自分が引き出している状況に転換させる

他者から引き出されてるやる気は、継続的に引き出してもらえないと、続かない。

「では一人でやる気を引き出せるようにならないと、永遠とやる気がでないじゃないか!」

と思うだろう。

が、そうとも限らない。

 

他者から引き出されているやる気を、自分が引き出している状況に転換させることができる。

 

いわゆる、やらされてる状況から自主的にやる状況へ、ってやつである。

 

人間は習慣以外の行動は、意外にしていないものだ。

必ず、毎日同じことをしている。

若しくは、同じことを、一定の期間一定の周期で回している。

 

完全に新しい行動なんて、そうそうないだろう。

 

新しいことを始めようにも、すぐに頓挫してしまう。

それは、人が習慣の生き物であることを考えれば、当たり前のことなのだ。

 

しかし、そんなことを言っていては、いつまでたってもやりたいこと(理想の自分になるために必要な事)を始められない。

 

そういう場合は、他者から継続的にやる気を引き出して貰い、自分が一人でも継続できるレベルになる必要がある。

自転車に乗れないから、一時的に後ろで支えてもらいながら漕ぐ練習をし、最終的には手を放してもらって一人で漕ぎ出せるようになる、というイメージをすれば分かりやすいだろうか。

 

 

人にやる気を引き出してもらっても、それは一人で継続的にやる気が出せるレベルまで続けないといけない。

一人で継続的にやる気が出せるレベルは、ケースバイケースとしか言いようがないが、途中で止めると中途半端に終わる結果になる。

独り立ちできる確信が持てるまで、継続的にやる気を引き出してくれる仕組みは維持した方が得策だろう。

 

 

最後に

・他者からの啓発は一時的なやる気を引き出す

・自分で引き出していないやる気は長続きしない

・他者から引き出されているやる気を自分が引き出している状況に転換させる

 

以上の話はしたが、話していないことが一つ。

 

自分の力だけでやる気を長続きさせる方法について。

これは、とても難しい。

 

普段やる気を出していない人は、やる気を出さない習慣が身に付いている。

 

だから、基本何をやっても継続しない。

人にやる気を引き出してもらった場合など、一時しのぎ、搾りカスでしかない。

 

継続的にやる気を出せるようになるには、訓練するしかない。

例えば

「毎日これだけはやる!」

と決めて、それに愚直に取り組むことなど。

これは、やる気を出す訓練として、最も基礎的な訓練である。

 

やる気というものは、行動した時に着いてくる。

自転車の漕ぎ始めと一緒だ。

漕ぐまでが一番力が必要で、漕いだ後は比較的楽な力で進む。

行動し始めるまでが、分厚い壁に阻まれているのだ。

 

それを実感するには、この訓練は丁度良い訓練になるだろう。

きっと、最初はすぐに失敗する。

やってみると分かるが、

 

自分がやると決めたことですら、1カ月続ける事は至難の業である。

 

大抵の人は継続するどころか、すぐに頓挫するだろう。

がそれは仕方のないことだ。

ここで重要なのが、訓練をやめないことである

 

訓練を続けない限り、やる気を継続できる人にはなれない。

目標を達成できなくても、達成できるまで愚直に繰り返すことが重要である。

 

何も長続きしない人は、まず

やる気を出す訓練をする

ことから始めて見てはいかがだろうか。

 

偉そうに記事を書いたが、これは全部自分に向けて書いている。

もし同じようにやる気が継続しないことに悩んでいる人がいたら参考にして欲しい。

 

 

因みに、

「怠惰撲滅コミュニティ」

というグループをチャットワークで作っている。

 

30日間やることを決めて、毎日それの進捗具合や、結果を報告し合う

「30日チャレンジ」という取り組みを絶賛行っている。

 

怠惰な自分を変えたい、やる気が溢れる自分になりたい、という人がいたら、是非とも活用して欲しい。

ツイッター経由で、リプやDMをくれたら、コミュニティに招待するので是非是非。

 

↓リプ、DMはこちらへ送って欲しい。

なっすのツイッターアカウント

 

 

やる気を出すことに慣れている人は、人にやる気を引き出してもらった時にもすぐに継続できるようになる。

優秀な相談相手を持っても、本人のやる気メータが空だったら絶対継続しない(継続的にやる気を引き出してくれる場合は別)。

人生、沢山の人に相談する場面が出てくるから、相談をフル活用するためにも、やる気を出せるように訓練しよう。

 

終わり

(所用時間110分)