怠惰撲滅奮闘記⑨
卒業研究が終わらない(デジャヴ
理系だから実験データが沢山必要なのだけど、そもそもデータが足りていないという状況だから、割と詰んでいるのではないかと焦っている。
しかも、実験を始めたのが、つい一昨日の出来事である。
お前は去年何をしてきたんだ、、、
という話である。
卒業論文等の提出自体は、2月上旬だが、もうあまり時間は残されていないと思った方がいいだろう。
いつもここで
「まだ3週間もあるやんけ!」
とか余裕をぶっこいて、結局毎回締め切り前日にひぃひぃ言っているのだから、本当に学ばない生き物である。
やるべきことを避けてきた人は、必ずそのツケを払う時が来る。
俺は去年、卒業研究を進めているようで進めていない状態だったから、今苦しんで知る。
せっかく怠惰撲滅コミュニティを立ち上げたというのに、怠惰撲滅どころではなくなっているのが、非常に勿体ない。
まず最初に卒業研究を撲滅する羽目になっている。
要らんツケを貯めたなぁと我ながら思う。
去年のあの時スマホをいじらず、実験をやっていれば・・・
先週の木曜日、寝坊せずに研究室に行っていればもう少し余裕があったのに・・・
教授がいるときになるべく質問できるように、分からない箇所は常に記録しておいて、会ったときに質問していれば、もっと進捗具合が良かったかもしれないのに・・・
思い返すといくらでも出てくる。
が、いつも思い返すのは苦しくなってからだ。
手遅れである。
この気持ちを過去の自分に届けたいと何度思ったことやら。
そしてそんな経験を何回も繰り返しているのに、治る気配がない俺は、いつになったらこの状態から脱却できるようになるのか・・・
成長とは、同じ失敗を繰り返さないようになることだと思う。
そういう意味では俺は必要最低限のことしかやらなくなった中学生の頃から何も変わっていないように思う。
駄目だこいつまるで成長していない。
割と本気で変わりたいと思っている。
が、変われない。
原因は細かな怠惰を無視してきたからからだ。
怠惰と言えば、極端にだらけて、極端にだらしがなくて、というイメージを想像しがちだがそうとも限らない。
意外と真面目そうで、しっかり者に見えるあの人も怠惰な一面を持っていたりするものだ。(あ、自分のことを言っている訳じゃないよ)
誰しも最初から怠惰な面を抱えているが、決して大きなものではない。
小さいのだ。
そう。
小さな怠惰。
まるで初期の癌のようだ。
でも気付くのに遅れると、大きくなっていたりする。
そういった点では、怠惰にならない人はマメな確認が得意な人なのかもしれない。
本当に害があるものは、その存在が大きくなっていることに気付かせてはくれない。
静かに、緩やかに、なりを潜めて、突然に姿を表す。
だから我々は用心深くないといけない。
こまめに通院して、検診を受けないといけない。
気が付いた時には、もう手遅れ、なんて結果は誰だって避けたいだろう。
癌で例えて話したが、怠惰も同じであることを忘れてはいけない。
あなたが、ちょっとくらいいいだろうと思っていることの中に、怠惰の種は潜んでいる。
宿題たまにはサボってもいいかな。
まだ時間はあるから、レポートは後回しでいいだろう。
この報告は、一仕事終えてからしよう。
あとでやろう。
○月に始めよう。
そういうこと、多くないですか?
楽な方向に走る回数増えてませんか?
まぁ、そんなに、肩ひじ張る必要はないし、ちょっとぐらい休むのはいいけど、休むのとサボるのは似ているようで全然違うからね。
やることやってて、合間に違うことやるのが休み。
やることもやらずに、違うことやっているのはさぼり。
いい目安になるね。
さて、そろそろ卒研の資料作りに戻ろう。
あーあ。
卒研やばいのにブログなんて書くんじゃなかった(デジャヴ
終わり
(所用時間34分)