怠惰撲滅奮闘記⑧
卒業研究が終わらない。
理由は1年という期間にあぐらをかいて、このギリギリの時期まで取り組んでこなかったからだ。
去年の4月、
「就活を早く終えて、卒論もバーッと終わらせて、スプラトゥーン2やりまくるぞぐへへ」
なんてほざいていたが、全てが思い描いていたシナリオの逆になっている。
就活もちゃんと取り組まなかったから進路に関する考えも中途半端になったし、そのせいでスプラトゥーン2にのめり込めていないし、卒業研究もこのギリギリ時期やる羽目になっている。
この1年間は、自分が怠惰であることを証明しているように思う。
恐らく俺は今、人生で一番堕落している。
人生で一番頑張っていた時期は小学6年生だ。
毎日自主勉して、自主勉ノートをやっていた。
宿題はもちろんやっていた。
しかし中学以降からは、必要最低限の事しかしなくなった。
余った時間はいつも、ゲームしたり、友人との遊びで消えていった(満ち足りていたけどね)。
必要最低限のことしかしなくなり、さらには必要なこともサボるようになり、困ったら人に助けてもらおうとしがみつく人間、まぁ怠惰な自分が完成した訳だ。
でもこんな怠惰な奴でも、それなりに人当たりを良くしていれば、余裕でやっていける世の中ではある。
何やかんやで助けてくれる友人。
家族。先生。
何やかんやでセーフティネット?も用意されている。
生活保護、自己破産。
今の自分のすぐ隣に迫っているような気がしなくもないのが、笑えないが。
就職しないと言っていたのに、企業の方から直々に
「うち受けに来ませんか?」
と言われて、受けたら受かって、結局就職することになった。
(正直あっちから声をかけてくれて、とんとん拍子に内定をくれて、独立目指しながらうちで働くのもいいよ、と言ってくれる大らかさには感謝している)
俺の運が良いだけの気もするが。
ある程度の怠惰なら、許容される社会だ。
許容されなくても、娯楽も溢れているこの国なら例え一人でもある程度楽しめる。
俺の父親なんか、youtubeを毎日見て、満足気な顔をしている。
インターネットがあれば一生暇つぶしできるだろう。
娯楽のクオリティも上がっている。
絵が上手い漫画家は世の中に沢山いるし、面白いゲームは無数にあるし、無料でAVは見れてしまうし。
食べ物も基本美味しい。
正直、縄文時代に生まれた人と比べて、選択肢の量が桁違いだ。
この時代に生まれただけで、人生の元が取れているような気もしてくる。
が、そんな社会に甘えていてはいけない。
甘えは依存に繋がり、依存は傲慢に変わるからだ。(※適当に言ってる)
何か話が右往左往してきたので、無理やりまとめに入る。
まとめ
怠惰だと、思い描いていた通りの人生なんか歩めない。
穏やかに、ゆるやかに、堕ちていく。
気が付いたら、思い描いていた目標がはるか彼方にいってて、とどかなくなっている。
まずは目の前のやるべきことを確実にこなしていくことが、目標への近道なんじゃないかな。
まずは目の前のハードルだけをひたすら飛び越える。
そうすれば意外に道は開けているのかもしれない。
ああ、卒論がやばいのにブログなんて書くんじゃなかった・・・。(笑)
終わり
(所用時間52分)