怠惰が土台になっている人間の特徴。
俺は自分のことを怠惰だと思っている。
これをやろう!
と思った(言った)ことでさえ、やらないことがあるからだ。
大学のテスト前日に、全然理解も足りていないのに、ゲームをやったりする。
就職活動をしていた時も、第一志望の企業の面接を受ける前日に、アニメ東京喰種を一気見していた。
何か締め切りがある時は、必ずギリギリまでやらない。
それで大抵ギリギリで何とかなるか、間に合わず撃沈するかの二択だ。
今はもう別れたが、昔彼女と絶え間なく喧嘩をしていた。
理由は、俺が何度も
「今度からはちゃんと○○するから」
という約束をして、それを毎回破ったからだ。
不思議なほどに、怠惰。
怠惰の化身。
ただ、いつも楽な方に流れて生きている。
俺ほど怠惰な人間はいるのだろうか。
と思うほどに怠惰だ。
やると言っては、すぐやめる。
何かやり始めたと思ったら、すぐやめてる。
そんなことばっかりだったから、人生が進んでいる感覚がない。
何一つ、積み重ねてきたものもない。
いや、あるかもしれないけど、自信をもって言えるものはない。
怠惰についてごちゃごちゃ言っている俺は、傍から見れば、
穴を掘っては埋めてを繰り返す、不毛野郎に見えるかもしれない。
「そんなことやってる暇があったら、他にやること探して、そっちをやれば?その方が有意義でしょ」
という声も聞こえてくるが、言いたいことは分かる。
でも仮に、その他のことをやったとしても続かないから、怠惰を直そうとしている訳で、、
怠惰はもはや自分の土台になっている。
だから、上の段に何も積み重ならない。
そうなればやることは一つではないだろうか。
まずは怠惰な性格を変えること。
結局これに尽きる気がする。
正直、出来る人達は、こんな怠惰とかやらないとかの問題を軽々と超えていく。
そしてどんどん自分と差をつけていく。
その様子を見ると非常に焦る。
しかし、そんな人たちを横目に、それでも怠惰な性格を直す方法を模索していくしかない。
これは中学、高校、とロクに勉強をしてこなかった(勉強をするという習慣を身に付けなかった)ツケが回ってきているのだろう。
これは偏見だけども、頭のキれる人は小さい頃に何か積み重ねている人が多い。
小学校の頃から塾に通っていた、小さい頃から沢山本を読んでいた、一種の競技にひたすら打ち込んだ、小中高は毎日勉強した、などなど・・・
何かしら、一本の軸を持っている。
そんな印象がある。
そして毎日1を積み重ねている。
というか単純に、毎日1を積み重ねて生きてきたら、当然3000にも4000にもなる。
逆に毎日1も積み重ねずに、テキトーに生きればいつまでたっても100すら超えない。
その差が、加齢と共に顕著になってきているだけ。
俺に何か軸はあっただろうか。
毎日1を積み重ねてきたものがあるだろうか。
見つからない。
けど昔のことを考えてもしょうがない。
土台を変えないと、いつまでも怠惰なままだ。
「土台を直してから、何かを始めます!!」
というつもりは全くない。
それが非効率なことを知っているからだ。
だから怠惰を撲滅する活動をしつつ、それ以外に何か一つを積み重ねてみる、ということからやっていこうと思う。
まぁ、やっている最中だけども。
終わり。