人がなぜ暇を潰すのか考えてみた。
最近、”暇つぶし”という言葉が何故誕生したのか考えている。
気になって、
「暇つぶし ルーツ」
「暇つぶし 由来」
「暇つぶし 意味」
とか調べてみるも、暇つぶしの方法に着目した記事で溢れていて、人が暇つぶしをしてしまう理由について書かれた記事は見つけられなかった。
何故、人が暇つぶしという行為をしてしまうのかが気になってしょうがない。
現に俺も暇つぶしをしたことがある(し、今も暇つぶしすることは多い)。
しかも無意識的に。
これを読んでいる人の中にも、気が付いたら暇つぶしをしていた、なんて経験をしたことがある人は多いはずだ。
というか、絶対経験してるでしょ。
暇つぶしをした経験。
家に帰ってもやることがないから、放課後の教室にたむろする。
待ち時間暇だから、スマホゲームをする。
とりあえず時間が空いているから誰かと遊ぶ。
夜寝れないからネットサーフィンをする。
何かしらで、時間を埋め合わせてしまう。
「暇をつぶそうと思ったことが一度もない」
という人はいるのだろうか。
いたらリプかDMを飛ばして欲しいぐらいだ。
暇つぶしをするときに、
「何故今から俺は暇を潰そうとしているのか」
と考える人は滅多にいないと思う。
皆暇つぶしの意味を考えずに暇を潰している。
というか、暇を潰した経験があるはず。
俺は
「人は常に何かに時間を配分している」
という考えを持っている。
この考えでは、あたかも自分が主体的に時間を操っているような感じがする。
がしかし、もしかしたら、
「人は常に何かに時間を配分していないと、落ち着かない」
という、本能に逆らえない生き方を余儀なくされているのかもしれない。
何もない部屋で3日間何もせずに過ごすというバイトがあるらしいが、そのバイトでは大抵の人が1日も耐えられずにやめてしまう、と聞いたことがある。
人間は何もしないことが苦痛であるということが、分かる。
小さい子だって、ほとんど落ち着きがない。
というか何もせずにぼーっとしている子供はほぼいない。
小さい子の行動は本能的だ。
暇に恐れを感じているのだろうか?
と思ってしまうほどに、人間は暇を避ける傾向が強いと思う。
まぁ人が
「何もせずに過ごす」
こと自体矛盾しているような気もするけど、ぼーっとしたり、呼吸以外の行動をしないことを何もしない状態と定義するならば、大体の人が避けるだろう。
昔人間は狩るか狩られるかという環境に身を置いていたから、
何もしない=狩られる=死
という本能が備わったのかもしれない。
単純に損得感情で考えて、何もしないよりかは何かをした方がいいだろう、という結論に至り、何かをしているのかもしれない。
もしかしたら、人が暇を潰すことに、理由などはないのかもしれない。
退屈だから?
勿体ないから?
何でそんな風に思うのだろうか。
何で暇をつぶすの?
何で暇を潰してしまうのか、暇なとき考えてみよう。
終わり
(所用時間39分+α(何度も書き直した分の時間))