やるやる詐欺を繰り返す奴の特徴。とりあえず”何か”をやってしまう。
「凄くためになりました!今度からやろうと思います!」
とか
「なるほどこれは参考になりますね、私も実践していこうと思います。」
みたいなことを言って、結局何もやらない人っているよね。
Twitter眺めていると、結構見かける。
自己啓発本を読んで、タイムラインに意識高めなツイートをしておいて、結局何も成長していない奴とかいるよね。
何かをやると宣言しておきながら、結局1週間もしない内に、何もなかったかのように振る舞う奴とかもいるよね。
俺だ。
そういう行動って、人に悪い印象を与える。
「なんだお前結局やってないじゃん、嘘つきめ」
ここまで言ってくる人はいないけど、こう思っている人はいると思う。
でも、自分が変われない理由ばかり必死に述べて、現状を変えようとしない人よりは断然マシだと思うんだよね。
まぁ比べても仕方ないし、マシなだけで、良くないことには変わりないけど。
しかし、少なくとも、何度も挑戦しようとするその姿は、逃げている風には見えないと思う。
それに、宣言までするってことは、結構惜しいところまで来ていると思う。
やってやるぞという心構えはできているからだ。
つまり、あとは基本的にやる&継続する、だけというパターンが多い。
まぁ継続するのが難しいんだけど。
やらない奴というのは2パターンに別れると思う。
1つは少し手を付けてみるも、継続できず、元通りになってしまうパターン。
2つはそもそも言うだけ言って、全くやらないパターン。
こういう人達がやるやる詐欺を繰り返してしまう。
正直2つ目のパターンの人は、もう少し取り組みたいことについて、考え直してから表明した方が良いと思う。
全くやらないってことは、もうすでにその時点で本当にやりたいことかどうかも怪しいから。
1つ目のパターンの人は工夫しだいで、やるやる詐欺を解消できると思うんだよね。
しっかり予定を立てて、やる時間を決めて取り組めば、できるはずだから。
それができないってことは、それをやる時間を決めていないことに他ならない。
普通に考えてみれば、それをやる時間を確保したら、後はやるだけじゃん。
でもやらないってことは、それに時間をどう配分するかまで、細かく決めていないだけであって。
それってつまり、時間配分さえ決めてしまえば、できるってことで。
決めてないからそうなる。考えて、配分を決めて、やれば・・・
って、もうええわ。
とにかく、毎日やる時間を決めて、それをやる。
この繰り返しで、やるやる詐欺師を脱却できる。
と、そんな理屈を分かっていても、どうしようもなくて困っている人は多いはずだ。
俺だって困っている。
理屈を並べたって、出来なきゃ結局意味がない。
「やる時間も決めているし、やる気もあるのに、やらなくなってしまうのはどうしたらいいんだ・・・」
って、思うよね。
本当、どうしてそうなってしまうのか。
ここで、今まで何回もやるやる詐欺をしてきた、自分のことを振り返ってみた。
と、そこでようやくあることに気が付いた。
やるやる詐欺を繰り返してしまう人(俺)には、決定的な特徴がある。
とりあえず、”何か”をやってしまう。
これだ。
+αして言うならば、溢れかえる日常の出来事への対処で脳の処理が追い付かなくなり、やると決めたことまで、雑多な情報で埋もれてしまう。
だから、例えやると決めても、それが一日中頭にある、ということがない。
何か違う作業をしている最中に至っては、やると決めたことに関して完全に忘れている。
だから一つの作業中は、他の作業との時間の兼ね合いについて考えずに過ごしてしまい、気が付けば一日が終わっている。
気が付けば一日が終わっている。
例えば、
「今日はブログを書くぞ!22:00から24:00の間に1記事書く!」
と決めたとしても、お昼の作業中に
「ここの作業が遅れたら、夜のブログを書く時間に影響するなぁ」
なんて考えない。
その作業に夢中になると、後の作業のことにすら気が回らなくなる。
そうすると必然的に、作業時間にムラが生まれる。
そして、時間配分の予定が狂う。
予定が狂うと修正が必要になるが、とりあえず”何か”をやってしまい、その修正すらも忘れてしまう。
これを何回も繰り返すから、いつまでたっても、やると決めたことを継続できない。
”何か”への対処で毎日が終わってしまう。
といったところだろうか。
直し方、対処方法など
どうすれば直せるだろうか。
これはもう、何にどれくらい手を付けるべきかを明確にするまで、何もやらない、ということを徹底するしかない。
・とりあえずで、”何か”を始めない
・まず一つ作業が終わったら、その日の全体の予定を俯瞰する
・次は何をするのか、それが終わった次は何をするのか、と2手先の予定までを確認する
・逐一、自分の作業進捗状況を確認する
・何をするべきか考えてから動く
列挙すると、こんな具合だろうか。
とりあえず”何か”を始めると、その作業に夢中になり、予定決めに頭が回らなくなる恐れがある。
だから予定を確定させてから始める、ということを徹底するべきだと思う。
たぶん、これは訓練しないと身に付かない。
”何か”をしてしまう、というのは癖だからだ。
気が付いたら、Twitterをいじっているのも、これだ。
やっていることは、地図も見ずにとりあえず歩き回る行為と一緒である。
迷子になるのが目に見えている。
指さし確認をするかの如く、
「作業終了、次の作業を確認してから、作業に移る。」
と脳内で唱える。
具体例を挙げると、晩御飯を食べ終わったら、
「晩御飯食べ終わった。次はお風呂に入る。お風呂の後はブログを書く。」
と脳内で唱える。
作業と作業の間に一拍おく。
これをやっていこう。
せっかく決断したことが、”何か”をやってしまう癖によって、手つかずになってしまうのは非常に勿体ない。
そのせいでいつまでも継続できないことも、大きな損である。
作業と作業の間に一拍おくことを意識していこうと思う。
1記事書き終えたし、風呂に入ろう。
風呂の後は、明日の予定を立ててから寝よう。
終わり
(所用時間160分)