痔を治そう ~手遅れになる前に~
中学3年の頃、学校の行事で20歳の自分に向けて手紙を書きました。
「20歳の私へ。20歳の私は元気にしていますか?15歳の私は元気です。今私は○○して、○○に悩んでいます。○○○にハマっていて...」的なやつ。
その手紙は成人式後の同窓会などで配られ、思い出の品として残ります。
「あーこんなこと書いたなー!」
「うっわ、これ恥ずかしー!!(笑)」
みたいな感じで、結構盛り上がります。
しかしそんな空気の中、私は一人だけ虚しい気持ちになっていました。
手紙に終盤にこんなことが書いてあったからです。
「現在15歳の私は痔に苦しんでいます。20歳の私はどうですか?」
と。
ごめんな中学3年の俺。
まだ苦しんでるよ。
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どうもなっすです。
いきなりですが私は痔です。
切れ痔です。
痔を患って早7年になるでしょうか。
丁度部屋の整理をしていたら、冒頭の手紙が出てきたので、今回この記事を書くことにしました。
私の痔は、拭いたトイレットペーパーに軽く血が付く程度から、便器の中が真っ赤に染まるレベルまで経験しています。
しかしながら、一度も肛門科に行っていない。
ケツが痛かろうが、便器の中が真っ赤に染まろうが、私は決して肛門科にかからなかった。
何故か。
恥ずかしかったから。
面倒くさかったから。
勝手に治る気がしたから。
である。
こんなことを書いている方が恥ずかしい気がしてくるが、ここまで書いたからには、もう引き返せない。
便器が真っ赤に染まった奴が何言ってんだってなるけど、意外に痔って耐えられるんですよね。
流石に便器の中が真っ赤に染まった時は焦ったし、めっちゃググりましたが。
「血便は大腸がんの前兆」
的な記事を読んで、戦慄したことも覚えています。
当時は大腸ガンかもしれないという恐怖に、眠れぬ夜を過ごしました(病院行けや)。
しかしその翌日、恐る恐る出してみたら、昨日までの大惨事が嘘だったかのような状態になっているんです。
不思議と。
「あれ?意外と大丈夫そう?少し様子見ようかな。」
ってなります。
するとどうなるか。
再び血が出ても、とりあえず様子見をしてしまいます。
そうなると、いつまでたっても行かずに過ごしちゃうんですよね(分かる人居てくれ...!!)。
切れ痔って自然治癒するので、一度落ち着くともう大丈夫って思いがちですが、何回でも再発してしまう可能性がある症状でもあります。
再発 → 一旦落ち着く → 再発 (無限ループ)
的な。
んで、肛門の皮膚が傷ついて治ってを繰り返すと、皮膚が固くなってさらに切れ痔になりやすくなる。
切れ痔スパイラルですね。
しかもそれが悪化すると他の種類の痔になる可能性もあるらしいので、タチの悪いこと...
まぁ結局何が言いたいのかと言うと、何かきっかけがないと、ついつい肛門科に行くタイミングを逃してしまうんです。
なので、今回、宣言しようと思います。
明日肛門科に行きます。
もう一度言います。
明日肛門科に行きます。
心底しょうもない宣言ですが、きっかけがないと行かないので。
でも予約してないので、予約の電話だけになる可能性もあります。
ついでに今痔で苦しんでいて、この記事を読んだ人も、明日肛門科に予約の電話を入れましょう。
一緒に痔を治しましょう。
放置してると、重症な痔になる可能性もあるそうです。
きっかけがないと、これからも行かないでしょう?
ですから、一緒に痔を治しましょう。
もし見て貰って重症と診断されたら笑えませんが、診せないよりはマシなので、診せに行きましょう。
一緒に痔を治しましょう。
一緒に痔を
治しましょう
痔END。